咳をしても

咳をしてもひとり、とかいう自由律俳句がある。正しい表記は知りません。詳しくはないので。きっとこの俳句、「寒空の下咳の音だけがして、心配してくれる人もいないし寂しいなぁ、悲しいなぁ、虚しいなぁ」なんて感じのものだと思うんですけど、もしですよ、もし、もしも、作者がちょっと特異な体質で、「咳をするとその咳から生物を作れるんだよね(てへへ)」なんて場合にはですよ、「風邪的な何かよりさらに恐ろしい事態が俺の体にッ!?」っていう想いが込められた俳句なのかもしれませんよね。ないとは言い切れない。そもそもこの作者、咳をしたら2人になる可能性をどこかしらに感じている節があると思います。咳をしてもひとり。

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