ななめ
このジュースおもしろいので飲んでみてほしいです。100円です。
春は出会いの季節だと言うのに、わたしが石油王と出会えないのはどうしてですか。
すっかり春ですね、とも言い難い季節ですね。花粉がぽやぽや飛んでいて腹が立ちますね。わたしのところになんてやってこないでさっさと雌蕊にくっつけと思いますね。わたしの粘膜に付着したところで花粉管も伸ばせなければ精細胞も出せず、挙句受粉は完了しません。いいですか、わたしはヒトのメスなんですよ、こっちに来るんじゃありません。杉でもないのに花粉を寄せ付けちゃう、わたしったら罪な女です。ゴメンね、受粉できない雌蕊たち…そう考えるとなんだか優越感ですね。花粉以外は全く寄ってこないんですけどね。やっぱり腹が立ちますね。
ぽやぽや花粉が飛んでいますがぽかぽかしているとぱやぱやお散歩に出かけたくなります。近所の公園にはお花見をしているらしき人がたくさんいました。ほとんど桜は咲いていませんでしたが。お花見している側からするとこの時期桜の木の下で、ならまぁ桜があんまり咲いてなかろうがちょっと残念、早いから仕方ないね、ぐらいの心持ちなのでしょうが、桜の方からしたらどんな心持ちなのですかね。満開になる前に盛り上がられてもちょっと困るんだけど!ベストなパフォーマンスをしている時に来てくれ!なんて気持ちでしょうね。わたしが桜ならその年はもうそれ以上咲くのやめますね、なんか腹立たしいんで。
ブルーライトハコダテ
函館に行った。なんとなくですけどね。計画なんてありません。なんとなくですからね。2時間も電車に揺られて、さて何しようかね、といった具合です。
ところで、ブルーライトヨコハマのブルーライトって何のことなんでしょうね?ブラックライトならわかるんですけれど。白いのがぼや〜っと光っちゃうやつね、初めて見た訳でもないのに「あ〜光ってる〜わぁ〜〜」って毎回誰かするやつね。ただのブルーなライトなんですかね。きっとそうでしょうね。
そんなこんなで函館楽しかったです。
(ぢっと手を見る)
輝きに満ち溢れ
3月3日、わたしの世界は輝きに満ち溢れている。なんてったってアイドル。わたしはアイドル、夢のアイドル。なんてことはない。それでも輝きに満ち溢れる。世界はこんなにも素晴らしい。なんてったってアイドル。夢のアイドルなのだから。つまりキングオブプリズムを見ました。やばい。
それとちくわ。ちくわのオープンオムレツ。あれって本当に素晴らしい。上沼恵美子が食べてたの。穴がたくさん。もはやあの穴がプリズムの輝きに見えたよね。
右の耳からマリアナ海溝
わたしは高校生の頃、放送部だった。ちっとも練習しなかったけれど。そのちっともしない練習の中に埋もれた、ちっとも開かれない本の中に、右の耳から耳輪が三つ、という早口言葉の書いてあった。わたしはそこそこ滑舌がいいので、この早口言葉を練習することはちっともなかった。耳からってどういうことやねんとつっかかってみて終わった。そんなことがちっとばかり楽しかった。
眠れない夜は鰹節のことばかり考えてしまう。あれはなんとも、最高の何かだと思う。何かというのは、なんだかあれはただの食べ物でない気がするからそう言ってみただけだ。鰹節はなんといってもいい出汁が出る。とても良い香りの旨味のぎゅっと詰まった出汁。優しいようで厳しいようでなんだかとてもかっこいいのだ、出汁のときは。それなのにあいつ、豆腐だったりほうれん草なんかの上ではべっちゃり潰れている。ここはどこ、わたしはだれ、ってな風に。出汁族はきっと言う、もっとしゃっきりせんか、と。たこ焼きなんかの上だともっとすごい。踊り出しちゃうのだ。何のビートに乗って、どんなリズムにうかされてるのか知らないが、うねうねふわふわサタデーナイトのフィーバー感を出している。出汁族はきっと言う、訳がわからんぞ、と。
それでもわたしは知っている。べっちゃり潰れた鰹節も、うねうね躍る鰹節も、美味しいんだってことを。もう一つ知っている。口うるさい出汁族鰹節も、鍋の中で踊るってことを。
はまちが食べたいです。